100冊計画
上位5冊 一冊ごとの評価とかも書きたいけど暇がない… Mind Hacks ―実験で知る脳と心のシステム作者: Tom Stafford,Matt Webb,夏目大出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2005/12/01メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 14人 クリック: 195回この…
友人に借りたウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)で知った梅田望夫氏(id:umedamochio)。彼がコンサルタントとしてシリコンバレーに踏み入り、傍観者の立場→起業→ベンチャーキャピタル(VC)を作るまでになった経験を軸に据えている。その…
厚い。軽く辞書くらいのページ数がある。コンピュータサイエンス領域の第一人者(名前知りませんでした)が、人間の心をシステムとしてとらえたもの。「心の社会理論」とは、心(mind)が小さなプロセスの集合から成る、という考え。そのプロセスをエージェン…
手軽に読める「脳系」著者として、茂木健一郎氏は間違いなくトップレベルだと思う(僕的基準では池谷裕二氏が並ぶ)。今回のテーマは意識。2003年の出版で、この3年後にペンローズの“量子脳”理論―心と意識の科学的基礎をもとめて (ちくま学芸文庫)を出す事に…
19世紀にダーウィンの書いた「種の起源」をリーキーが編集、多くの図を加え、現代生物学の視点から見た解説も加えた本。何より驚いたのは、100年以上前の思想なのに全く古さが感じられない点。吉岡氏の訳がうまいこともあり、ものすごく読み易い。まず身近な…
どうやら「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)を意識したらしい茂木さんの2005年度の著書。みたいに知的生産法を解説してるのかと思ったら全然違った。 脳の整理についても一応触れているが、体験を整理して知に変えるのが脳で、そのツールが…
理系の高校生から大学学部生を対象に、研究生活の実際とノウハウを、著者の体験を軸に語っていく。 研究には学部生時代の勉強は無関係だとか。研究者に向いている性格の要素が5つほど挙げられているが、自分は2つしか当てはまらなかった。向いてないのか? …
脳とクオリア―なぜ脳に心が生まれるのか作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 1997/04/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 40回この商品を含むブログ (36件) を見るこれは名著だ。まずボリュームが嬉しいし、内容が深く広い。予…
暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2001/07/31メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 230回この商品を含むブログ (247件) を見るサイモン・シンの本は面白いが、これも読み応え…
asin:4314008822:datail]ヒトゲノムが2001年に解読されて2004年には論文が発表され、配列そのものではなく、遺伝子の機能やタンパク質が研究対象となるポストゲノム時代に入った。この本はそんな流れの分岐点に出版された本で、22対+1対のゲノムそれぞれの…
ミーム・マシーンとしての私〈上〉作者: スーザンブラックモア,Susan Blackmore,垂水雄二出版社/メーカー: 草思社発売日: 2000/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 39回この商品を含むブログ (14件) を見るRichard=Dawkinsの提唱したミームという概念を…
半年100冊計画、10月末の時点で残り31冊。
高校生の時読んだが、もう一度読み直す。大学でバイオの知識を得たので、DNAや母系遺伝、遺伝子発現などの概念はもちろん、細胞培養の手順や試薬も知ってるものばかりで、思わずニヤリとしてしまった。研究職もええやないか。 物語的に、ミトコンドリアの知…
相変わらず、クセのある登場人物が多い。個人的には、親の遺産に振り回され、なんとなく日々を過ごし、ペイパーカットとちぐはぐな会話をする相良君に親近感。それにしてもイマジネーター引きずるね
立花隆の脳死 (中公文庫)の続編という形だが、前著に寄せられた批判(とは到底呼べないものだが)に対する反論をまとめた一冊。脳死 (中公文庫)を読んで知識をしっかりさせた上で読むべき。ポイントや立花氏の主張は前著とかぶるが、それは重要である故。 と…
本書には、魚のアラや鳥の皮、乾物を積極的に利用して食材を余すところ無く使いまわすことで食費を最小限に抑えるノウハウが書かれている。豆類、おから、パンの耳などを買って色々工夫してみたい。特にサンマ、イワシの調理法はかなりうまそうだった。 が、…
生涯を労働者として過ごし、本をひたすら読み、考えを熟成して独自の哲学体系を築いたエリック・ホッファーのアフォリズム集。全体を通じて、cynicismと人間の不完全性への嘆きがその大半を占める。あまり読んで「よし、がんばろう!」と思える本ではない。 …
読んだ人の9割は泣くらしいので自分は1割に入る。元はブログで公開されていたらしい。それを薄っぺらい本にするだけでまだビジネスになるのか…Web2.0が聞いて呆れる。 本書の教訓は「他人との関係や社会生活をうまく行くようにするために、自分自身の心を見…
本書で投資の参考になる部分を以下に抜き出す 歯切れの悪い経営者、官僚的経営者の会社はダメ 確実な配当をする会社重視(配当利回り4〜5%) 四季報を見て、PER,PBRを参考に割安株を探す 一株あたり利益が高いものから絞る 大株主に個人投資家の多い会社が…
元は99年に書かれた対談集。奪われし未来を著したコルボーン氏との話が特に面白い。脳形成遺伝子の項などは新しい研究成果が出ているが、それを踏まえたうえで、読み物として秀逸だと思う。性転換事情、地学分野はあまり知識が無かったので興味深かった。 こ…
内なる目―意識の進化論 (科学選書)作者: ニコラスハンフリー,メルコールマン,Nicholas Humphrey,Mel Calman,垂水雄二出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 1993/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (16件) を見るなぜ人間は意…
東大生はバカになったか (文春文庫)作者: 立花隆出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/03/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (22件) を見るタイトルが衝撃的だが、東大のみをピンポイント攻撃したわけではない。日本における大…
本書は、現代科学の体系に疑問を持っていた小林秀雄氏についての章から始まる。科学はその成り立ちからして「計量可能なもの」のみを扱うものであり、数値化できない「ビミョー」な感じについては、(それは確かに存在するにも関わらず)切り捨てられている…
金融工学で金儲けはできない。この学問は無駄な損失を回避し、リスクを管理する術を提供するものだからだ。 効率市場、リスクの定量化などを説明し、先物やオプションといったデリバティブに触れている。概念を説明するだけではなく、簡単な数値例と共に説明…
ゴミ投資家のための人生設計入門 (オルタブックス) などのシリーズで目をつけた、橘玲 氏の著作。「株を始める前に…」と差し出すべき本で、最新の(というほど新しくないが)経済学理論に従って、素人は何も考えずにインデックスファンド買えってことを説得…
読んだ。まぁ本でスピーチうまくなれば苦労しないんだけど 案の定、何度も練習することが最重要との前提の上で話は進む。ポイントを簡単にまとめると 話したいことを沸き起こるままに出す スピーチ内容の記憶はイメージ法で 論理的に正確な順序で 始めは注意…
簿記の勉強と両立無理っぽいあたり目を瞑る。でも今日さらに4冊借りた
ナポレオン・ヒル・プログラムは、その成り立ちの派手さにおいて他の成功プログラムを寄せ付けない。そのイントロのような本書の内容は、基本概念や自己分析チェックリスト。タイトルにもあるとおり、強く望めば願望は実現するという理念の元に書かれている…
殺竜から続くシリーズ物。今回はサトルの登場が印象的だった。あんなどうしようもない残酷を、物語の中でどう扱うつもりなのだろう。 昔からの惰性で彼の作品を読んだが、「あなたは虚人と星に舞う」以降、どうも自分の中でヒットが生まれない。なんだろう。…
優良の中の優良、最高中の最高である金メダル企業を、世間的に同等の位置を占める銀&銅メダル企業と比較。その差を暴き出す。 まとめてしまえば、ヴィジョナリーカンパニーは「基本理念をカルト的なまでに徹底」し、「進化による進歩」を使い、「決して満足…