2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
19世紀にダーウィンの書いた「種の起源」をリーキーが編集、多くの図を加え、現代生物学の視点から見た解説も加えた本。何より驚いたのは、100年以上前の思想なのに全く古さが感じられない点。吉岡氏の訳がうまいこともあり、ものすごく読み易い。まず身近な…
実験と読書漬けで、夏に学んだRailsをどんどん忘れてる。これはまずいとおもいつつ、研究や仕事で必要、といった強い動機付けがないからグダグダ。 作ってみたいと思うアイディアは、たいてい実現されてるんだよな… ↓こんな感じで。 本の検索〜ディアブロな…
どうやら「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)を意識したらしい茂木さんの2005年度の著書。みたいに知的生産法を解説してるのかと思ったら全然違った。 脳の整理についても一応触れているが、体験を整理して知に変えるのが脳で、そのツールが…
理系の高校生から大学学部生を対象に、研究生活の実際とノウハウを、著者の体験を軸に語っていく。 研究には学部生時代の勉強は無関係だとか。研究者に向いている性格の要素が5つほど挙げられているが、自分は2つしか当てはまらなかった。向いてないのか? …
脳とクオリア―なぜ脳に心が生まれるのか作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 1997/04/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 40回この商品を含むブログ (36件) を見るこれは名著だ。まずボリュームが嬉しいし、内容が深く広い。予…
暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2001/07/31メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 230回この商品を含むブログ (247件) を見るサイモン・シンの本は面白いが、これも読み応え…
asin:4314008822:datail]ヒトゲノムが2001年に解読されて2004年には論文が発表され、配列そのものではなく、遺伝子の機能やタンパク質が研究対象となるポストゲノム時代に入った。この本はそんな流れの分岐点に出版された本で、22対+1対のゲノムそれぞれの…
ミーム・マシーンとしての私〈上〉作者: スーザンブラックモア,Susan Blackmore,垂水雄二出版社/メーカー: 草思社発売日: 2000/07メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 39回この商品を含むブログ (14件) を見るRichard=Dawkinsの提唱したミームという概念を…
半年100冊計画、10月末の時点で残り31冊。
いままでのやつ d:id:Hash:20061102 Part.1「絶対定量オーミックスからの知識発見」 d:id:Hash:20061104 Part.2「遺伝子破壊株イメージ・マイニング」 「ショウジョウバエ脳神経回路の徹底解析にもとづく感覚情報処理モデルの構築」 by 東京大学分子細胞生物…
Part.1「絶対定量オーミックスからの知識発見」は d:id:Hash:20061102 に書いています。次は、東大の新領域創成科学研究科、森下教授の発表メモです。 「遺伝子破壊株イメージ・マイニング」 手法 形態の変化、すなわち表現型から遺伝子の異常を見つけ出すプ…
Institute for Bioinformatics Research & Development (BIRD)、またの名をバイオインフォマティクス推進センターの研究成果発表会に行ってきた。推進とか言いながら100人も来てなかったので勝手に自分が推進することにした。…とか言いながら所詮メモレベル…