独りよがりか未来の基盤か
厚い。軽く辞書くらいのページ数がある。コンピュータサイエンス領域の第一人者(名前知りませんでした)が、人間の心をシステムとしてとらえたもの。「心の社会理論」とは、心(mind)が小さなプロセスの集合から成る、という考え。そのプロセスをエージェントと名付け、さらに上位のプロノーム、イソノーム、ポリニームなどを定義…ややこしい!それらの用語を使って、自己や知能、学習を説明。
脳の活動をコレクション。「当然」な心の働きを再自覚させてくれるアイディア集、といった感じ。
コンピューター専門家の視点だからか、脳研究が実際どんな結果を出してるのかを無視し、とことんシステムとしての心を追求してる(このアプローチは貴重だと思う)。
コンピュータ上で心を組み立てる基盤になる…のかもしれない。わからん