わたしはミーム?
ふと何気なく「ミーム」でググってみたところ、Wikipediaの下にこのブログが来るという異常事態に気が付いた。「他のキーワード: ミームの死骸」とか出るし、本当にミームについて知りたくて調べた人にとってはノイズ以外の何者でもなく、なんだかドーキンスに申し訳ない。そんな今日はミームミームした記事。
株式会社ミームなんてのがあったり、案外バズワード的に使われてるなー、と眺めていたら、「わたしはミーム」という初音ミクのオリジナル曲を発見した。
僕のつけたコメントはどれでしょう、というクイズなワケでは別にない。何気なく聴いてみたら、案外いけるものだから、研究室に一人で残っていた時にエンドレスリピートしていた。歌詞を抜き出す程度には中毒った。iTunesにも入れておいた。
うたが消えた村で 私はひとり佇む
月夜が照らす水辺で 語り部の記憶をたどる
わたしはミーム 枯れ行く木々を愛でるの
わたしはミーム 小鳥の帰りをただひたすらに
シロとクロとキイロの音 桃となり水にとける
蓄音機がみる夢を そっと胸にしまい込む
ちなみに他には、ワールドイズマインとか好きですね。VOCALOID好き女子高生であるところの妹が前々から「ボカロいいよ!」とオススメしていたことを思い出したので妹にメールしてみると*1、いろいろと教えてくれた。ヤマイさんすごい。野生の宇多田ヒカルじゃね。
ちなみに今日のタイトル絵は妹の描いた初音ミク。数年前まではいわゆる「女の子絵」という感じだったのに、毎日描き続けてかなりうまくなった(当時のスケッチブックを見せてもらったが、ページをめくるごとにだんだんうまくなっているのがわかって圧倒される)。
ニコ動やpixivを見るまでもなく、音楽でも絵でも、プロと素人の境界が崩れていいものが認められる「場」ができているような感じがする。
id:y_arimさんがはてなダイアリー という記事を書いていた。有村さんと僕の年齢差は7歳で、妹はさらに7歳下だ*2。この、世代と言うほど離れていない微妙な年齢差に"価値観の変容"があるのかどうか、個人差がどの程度あるのかは正直わからない。しかし確実なのは、今まで存在していなかった「場」が生まれたということだろう。
「場」をめぐる環境の変化を嘆いても仕方ない。変化した環境の中でどう生きるか、それを考えないといけない。
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