メモ量が多くなったのでユビキタス・キャプチャーを"澪"に移行
僕が測量野帳を使う理由と、ウェブ進化へのジョーカーとしての知的生産 - ミームの死骸を待ちながら
以前測量野帳の使い方についてエントリ書いたが、最近は書く量がさらに増え、一週間に一冊の測量野帳を使うようになってしまった。
測量野帳は40枚80ページ、ToDoリストや目次*1に使った分を除いて、約72ページに記入できる。これを一週間でうめるということは、1日約10ページ書いていることになる。かなり多い
しかも、メモ内容の質自体が高まっている*2。
メモの量が増えることは歓迎なのだが、一週間ごとにメモが変わっていくとさすがに不便。先週のメモを見返すにしても、もう一冊持ち歩かねばならない。「いつか使おうと思って書いた測定法、12冊目だっけ?11冊目だっけ?」と探すこと自体めんどっちー
そこで、色々と次世代UC候補を探した。すまん測量野帳。すまん生協。とりあえずの基準は、
- ページ数が多いこと、
- そして測量野帳より大きくないこと、
だ。
「澪」というコクヨのノートがアンテナにひっかかってきた
そういえば以前嫁様に「あんたはブログ見てると文房具マニア以外の何者でもない」的な事を言われたような気がするな。否定できん。
MIO PAPERの特長 - キャンパスハイグレード - 文具紹介 - コクヨS&T
MIOとは"Mobile Ideal Original writing PAPER"の頭文字らしい。ネーミングセンスがいいのか悪いのかさっぱりわからん。「さんてんり〜だ」のレビューが秀逸だ。
さんてんり~だ MOLESKINEのライヴァル達(16) Campus high grade
さてミオの実力の程は
宣伝の通り、紙質は上等。さらさらなさわり心地で、Campusノートの親類とは思えない(失礼)。しかし上質すぎるのか、薄い紙のせいで結構裏写りする。
最初or最後から2,30ページ厚みがあればしっかりもてるけど、それより外側のページに書くときはヘニャる。測量野帳の堅い表紙は目立たないけど役に立っていたようだ
胸ポケットにはいる大きさは良い。野帳より背が低く、手のひらサイズだ。
大事なことを書き忘れていた。紙数は、103枚(206ページ)。
測量野帳とか新書と比べてみた
さんてんり〜だのやまかつ氏の結論は次の通り。
さんてんり~だ MOLESKINEのライヴァル達(16) Campus high grade
小さな範囲に沢山の文字を書き込む手帳としては微妙…。特に、「ゲルペンに最適」と推すのであれば、このホットメルトは改善してほしいと思います。ペタッと開かず、湾曲した状態の内側1.5〜2cmのエリアに、ゲルペンを使って書き込むのは、かなり辛いです(T-T)。
それから…方眼罫をプリーズ…(^^;)
僕もおおむね賛成で、せっかくの紙質とコンパクトサイズが「開きにくさ」で台無しになっている。これでほぼ日手帳並にスカッと開いてくれればかなりいい線なのだが…。小さければ小さいほど、紙を平面として扱うことが重要になってくるようだ。
うーん、おしい。
自分流のユビキタス・キャプチャーを模索しているわけだが
- 連続性(X冊目とX+1冊目の間の隔たりをできる限り無くしたい)
- 流動性(カードのように)
- 携帯性(いくらたっぷり書けても、でかければ無駄)
- A5サイズへの統合
これらの条件を満たすユビキタス・キャプチャーを思いついたかも。今のMIOを使い終わったら*3
A5サイズの自作手帳がマイブームというのもまだ書いてないな、そういえば。
余談。女の子は外出する計画を立てるのが楽しい、という。
同様に、文房具マニア・手帳マニアは使用法を色々思索するのが楽しい。使い方をあれこれ考えるには現物を購入しているに越したことはないが、写真や店頭での妄想も可能である。
実際に使ってみないとわからない。
使わないなら買わなければいいとか、もう似たようなの持ってるじゃん、というつっこみは御法度である。
結論
やはり文房具マニア以外の何者でもない