知的生産ツールを統合する必要はあるのか
もともと移り気なので、放っておいたら道具は際限なく増える。ロディアや測量野帳によるユビキタス・キャプチャー、ほぼ日手帳、Mind Map、PoICによるアナログ情報整理。テキストファイル、Excelなどのローカルデジタル系。ブログやwiki、Google Docs/Notebookによるウェブデジタル系。
どれも一長一短で迷う。
「いろいろと手を出して残ったものが自分に向いているものだ」という自然淘汰の原理で今までやってきたが、今手元に生き残っているツールを紹介。
測量野帳
KOKUYOのセ-Y3、セクション(方眼)のスケッチブックをユビキタスキャプチャーとして使っている。ロディアからの乗り換え。
今は研究生活メインなので日々のスケジュール管理はデジタルに譲り(後述)、発見、思考過程、記録などを一冊にまとめている。iCalを毎週プリントアウトして貼ってればスケジュール参照には十分。
Gmail
メールはこれに統一。大学アカウントもGmailに転送している。携帯やブラウザとよく調和してくれるのがいい。
以前MailPlaneというMac OS X用のGmailクライアントを落としたが、ブラウザから見るのとほとんど変わりなく、意義を感じなかったので使わなくなった。
Google Calendar + Spanning Sync + iCal
スケジュール管理はほとんどデジタルに移行。研究室の共通予定がiCalに落とされてくる一方、携帯からのアクセスや近しい人とのスケジュール共有はGoogle Calが一歩進んでいる。そこで、二つをつなぐためシェアウェアのSpanning Syncを購入した。しかしこのSpanning Sync、常駐アプリのワリには結構メモリ食うのでうざったいかも。
JeditX
Mac OS Xのエディタ。miも良いが、見た目がいかにもMacで気に入っている。ライセンスは購入済。Windowsではサクラエディタ派。
いずれもViライクなキーバインドに設定しているあたりがマニアック。
Google Notebook
同じデジタル系ツールである、プライベートモード設定ブログ*1を抑えて首位をキープ。ウェブ情報をテーマでブラウジングする勉強法によく合う。FirefoxのExtensionを使えば非常に使い勝手がよく、はてブでは不可能な、「関連サイトの必要部分だけを切り取って集める」能力がある部分がウリ。はてブ、del.icio.usなどのSBMはサイト自体を対象にしているが、Google Notebookはその内部の「情報」に焦点を当てているところが勉強に適している。
Copy URL+も、良いサポートをしてくれる。
こんなところか。こうして見るとGoogle系が多いな。おそらくはクールな見た目と、永続性を感じる所が好きだからだろう。
*1:梅田さんがはこれをメインに使っているらしい。他人との情報共有が大切な仕事ならば、メリットが大きいようだ