中学生の妹にバイオ本を送った直後にもっと良いのが発売された件
中学生の妹が分子生物学に興味を持ったようです - ミームの死骸を待ちながら
今年15歳になる妹が生物学に興味を持った。バイオ世界に囲い込むため、1月末の誕生日に、分かり易い分子生物学の入門書をあげよう、と計画した。候補は以下のような感じだった。
で、迷ったあげく、妹は今流行りの腐った女の子であると同時に受験生でもある*2ため、なるべく負担の軽そうなマンガ系マンガでわかる最新ポストゲノム100の鍵をAmazonのギフトで送った。
- 作者: 野島博,石田まき
- 出版社/メーカー: 化学同人
- 発売日: 2003/12
- メディア: 単行本
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喜んでくれたようだ。よかよか。これでバイオの道に踏み外して踏み込んで来てくれれば御の字だ。
とか思ってたら生協でこんなん発見した。
- 作者: 武村政春,咲良,ビーコム
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2008/01
- メディア: 単行本
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ちょ...それ探し求めていたものストライクww
中身をぱらぱら読むと[これはすごい]。良くできてる。主人公たちが知識ゼロの状態でマンガがスタートするので、「ねーよw」と笑いながらも易しい説明で頭に染みこんでいく感じ*3。
あと、絵がかわいい。
セントラルドグマすなわち遺伝子型→表現型の流れは一つの壮大なストーリーである。やはり、ストーリー性のある説明をするためにはそれなりのコマ数が必要であるようだ。単発ネタ系のマンガでわかる最新ポストゲノム100の鍵ではちょっと敵わんなぁ…
ふと思ったが
上記の本、id:kelokelo氏のlangsam : 高校(中学)で生物の勉強を止めてしまった人でも知っておきたい10個の分子生物学的知識 - livedoor Blog(ブログ)とかぶる部分が多い。
妹に言ってみた
妹に
「ごめん、もっとわかりやすそうなこんな本があったわorz」と送ると
「あれも分かりやすそうやったから大丈夫!」とのこと。お前はいい研究者になるよ