情報カードはやっぱり5×3がいい。B6との併用模索
すまん、僕が間違っていた。B6で全てまかなおうとする(d:id:Hash:20070826)のは無謀だ。わずか1日の試用でその非生産性にびっくりだ。
カードに書き留める小さな情報は、B6までふくらむことは決してない。下手にB6縛りすると、もったいない気がして「もう少し考えがまとまったら書こう」と思い、そして忘れてしまったりする。
ただ、そうは言っても論文や書籍の内容をまとめるのにB6サイズは捨てがたい。今までそういった「まとめ系」はルースリーフやほぼ日手帳に蓄積してきたが、参照性が非常に悪い。
実は、「まとめ系」をばらして参照できるようにカードに移行することが、そもそもの目的だったのだ。ユビキタス・キャプチャーもモレスキンも、課程で見つけた付属物に過ぎない。
だから完全に5×3に縛っても、それはそれで本末転倒になる。
迷った末、両者を併用することにした。どうせ大学と自宅で2つカードシステムを構築するつもりなので、B6は大学にまとめてしまおう。一方5×3サイズはその汎用性の高さから両方に設置するのが効率的だろうと想定している。
つまり B6→研究室。5×3→家、研究室 というわけ。
B6カードの内容
- 論文の要旨+自分の研究への応用
- 書籍の要旨をマインドマップ形式で
- その他、参照頻度が高いであろうまとめ系情報
5×3カードの内容
- 日々の記録(ユビキタス・キャプチャーからアップ)
- 発見、アイディア
- 書籍、Web、他人からのTips
PoICシステムと異なる点の一つは、大きなリファレンスがB6カードとして独立していること。リファレンス系の保存場所は、重要度の小さい順に
ユビキタス・キャプチャー < 5×3カード < B6カード < デジタル情報
となる。
追記。
前回(d:id:Hash:20070826)デジタルと相容れないことを嘆いたが、PoICシステムの絶対参照コードをきちんと守れば、うまくリンクさせることが可能っぽい。
がんばろ。若いうちに、5年後10年後も引き出せるような、最強かつ自分だけの情報体系を構築するのだ。