ライフハック的就活ノートの書き方(先輩に学ぶ、編)
就活の際、就活ノートを作るのが良い、と聞く。道具と使い方を改善し、ベストに近づけようという姿勢がライフハック。「ライフハック(笑)」にならない程度にハッキングしよう。本エントリでは、ブログや人力検索などの個人的意見を中心に、就活の先輩の意見を色々と調べてみた。30分で調べて30分で書こうと思ったけど普通に無理でした。
ノート素材
まずは、どんなノートを使うか。これは文房具マニアとしては外せない項目だ。これを考えたいがためにノートを付けると言っても過言ではない。
次のこだわりとしては、記入後の取り扱い。
通常の大学ノートであれば、切り離すことができないので、どうしても時系列で記述しなければならず、一企業の情報が、数ページ離れたところに記入してあるといった事態に陥ってしまう。その点、切り離しが可能で、なおかつ、リングファイル用の穴が開いているものは整理が容易。
401 Authorization Required
企業ごとに並べ替えたり、試験の際には、取り外してそのページだけ持って行ったりと自由度がさらに上がる。
理想は方眼、ミシン目で切り取り可能、パンチ穴付き、A4…といったところか。楽天で売っていたこれ↓に惚れた。
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モレスキンのシンプル高級な感じもいいが、このミケリウス(Miquelrius)ノートは多機能で豪華な感じだ。こいつは垂涎もの。高いけど…
ファイルを利用する手もある
システム手帳のようなイメージだと思うが、小さめのリングファイルにほとんどの情報をストックするという人もいる。
就活ノートについて - 就職 - 教えて!goo
使っているのは6穴のリングファイルです。
サイズは葉書に一番近いコンパクトなもので、ルーズリーフをファイリングしています。
...
ファイルは何も挟んでいないハードカバーのものを選び
・月割りのカレンダー(1年分)
・受験企業に関するメモ
・ペンホルダー+手帳用シャープペンシル
・メモに使う予備ルーズリーフ(罫線が引いてあるもの)
・路線図(なれない土地に行ったとき、ずいぶん救われました)
・栞がわりのプラスチック製ラベル
を、別売りで揃えてきてファイリングしています。
これ一冊でスケジュールとセミナー内容が確認できて便利です。
個人的な予想だが、おそらく野口氏の「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)に代表されるような「ポケット一つ原則」は適用できないと思う。分類が必要になる。目的別に数冊に分けるか、最低でも書く場所を"章わけ"的に固定してやったほうがいいだろう[あとで検証]。
加えて本命企業の場合は、企業ごとに一つフォルダを用意するくらいの情報収集は覚悟した方がいい気もする。
ではどういう風に分ければいいのか
意見を色々眺めたところ、セミナーノート、出来事記録ノート、選考状況を記録していく企業ノート…の三種類前後、といった傾向だ。
セミナーノート
ユビキタス・キャプチャーでよくね。
出来事記録ノート
モチベーションを維持するため日記風に記録。最も時系列が色濃く出るノートだ。僕の場合の問題は、この日記風就活ノートをユビキタス・キャプチャーと分けるかどうか。
そこで、モチベーション維持のひとつの方法として、私は「就活ノート」の作成をオススメします。
以下のスタイルは私が実際に記録していたノートの書式を、そのまま解説したものです。ノート自体はフツーの大学ノートを使います。
内容は肩肘張らずに日記風に。日付を書いて、その日の活動内容を覚え書き程度に記録します。説明会の予約、どこそこのES(エントリーシート)を書いた、どこそこに履歴書を送付した、筆記試験の対策をした…と、就職に関する活動内容はすべて記述し、毎日何かしら書くようにします。
新社会人と、酒~2nd season~: 【Remember 就活】就活ノートその1
これを継続することで、モチベーションの低下をある程度防ぐことができます。
企業ノート
企業ごとの選考過程を記録していく。Webをさまよった限りでは、これが一般に「就活ノート」と言うときノートのようだ↓。
また就活ノートにはアイウエオ順にタグを付け、エントリーした企業の記録を残していくのです。エントリーした日付・エントリーで記載したこと・返信が来た日。
こうすることによって、まずダブル応募を防ぐことが出来ます!
「どこの企業に応募したっけ〜?」なんてお間抜けちゃんは避けましょう。またノート後半には、試験に出て分からなかったこと・面接で聞かれたことを直後にメモしていくようにします。
就活記録ノート:現役OLによる就職活動講座
「面接終わった〜ε=Σ( ̄ )ホッ」ではなく、面接が終わったら今日聞かれたことを1〜10まで覚えている限り書き残しておく。次の面接でも同じことを聞かれる可能性大ですから。
次の例は出来事記録ノートと同じ人だが、一つの企業をコンパクトにまとめるところが興味深い。ひとつの企業に付きノートで5行程度の小さなスペースを取り、進行状況を記録する。本格的な選考まで進んだら、また別のページを取るらしい。数打ちゃ戦略で攻める場合は有用だろう。
エントリーした順にナンバリング・企業名・エントリーした日、エントリーした就職サイト名・受付番号やIDとパスワード・エントリー時に設問があった場合はその回答内容…以上が基本です。あとは企業からアクションがあった場合に、その日付とともに逐一記録していきます。
新社会人と、酒~2nd season~: 【Remember 就活】就活ノートその2
エントリーを確認したという旨のメール・会社説明会の案内・説明会の予約・ESや履歴書などの提出物の締め切り・提出した旨・面接の日程・選考の合否etc…。
- 企業ノートのスペースについて。
コンパクト派の逆もある。選考状況を管理する企業ノートを、事実の羅列だけにとどまらず関連情報も記入する形式だ。
Not Found
企業ごとの情報、選考スケジュール、選考の進み具合などを詳しく記した就活ノートを作り、細かく管理しました。おかげで混乱や失敗もなく就活を進めることが出来ました。面接で聞かれた内容や会社・社員の雰囲気なども記し、読めばその時の様子がすぐ思い浮かぶようにして、頭の切り替えをしていました。