ミームの死骸を待ちながら

We are built as gene machines and cultured as meme machines, but we have the power to turn against our creators. We, alone on earth, can rebel against the tyranny of the selfish replicators. - Richard Dawkins "Selfish Gene"

We are built as gene machines and cultured as meme machines, but we have the power to turn against our creators.
We, alone on earth, can rebel against the tyranny of the selfish replicators.
- Richard Dawkins "Selfish Gene"

【イベント告知】2008.12.6(土) Ph.D交流会「博士のキャリアメイク戦略」のお知らせ


微力ながら告知に協力します><


Ph.D.交流会〜博士課程大学院生・ポスドクが主体の集い〜


早大の中田さんからメールをいただいて知りました。今週末、早稲田大学にて開催です。
博士課程の院生、ポスドクを主な対象とした交流会。これはおもしろそう。告知者特権(なんだそれ)で僕も修士だけど参加させていただくことになりました。中田さんありがとうございます。


さて実は僕が一番惹かれたのは、ゲストの保田隆明さん。 投資銀行IBDを経験した後独立、本を書いたり、ワクワク経済研究所というものを作ったり、いろいろ面白い活動をされています。


実際、僕も研究室の先輩に借りて


投資銀行青春白書

投資銀行青春白書

これ読んだり、

図解 株式市場とM&A (翔泳社・図解シリーズ)

図解 株式市場とM&A (翔泳社・図解シリーズ)


これも読んだりしました。ちょうど金融系のキャリアを (選択肢の一つとして) あれこれ考えたりしてる時期だったので、うれしい限り。勉強するでー!


イベントのコンセプトについては以下のとおり。

当イベントは、昨今の「ポストのない」博士課程修了後の学生が量産されている日本の現状や、多くの博士課程の学生やポスドク自身のキャリアパスへの意識のあり方に問題意識を感じている都内の学生、社会人が中心となって開催している非営利の交流会です。(http://blog.livedoor.jp/phdmeeting/)
博士課程の学生やポスドクが中心ですが、上記のような問題意識や興味を持たれる社会人の方のご参加も歓迎しております。
今回は、ちょーちょーちょーいい感じ(http://wkwk.tv/chou/)の、保田隆明様に、わくわくするようなキャリアメイキングについてお話いただくことになりました。


以下詳細です。

この度、2008年12月6日(土)に早稲田大学にて、博士課程大学院生・ポスドク向けの交流会を開催いたします。

ゲスト:保田隆明氏(ワクワク経済研究所LLP 代表パートナー)

他人と比較して、「自分のキャリア形成がうまく行っている」と満足することは間違っています。あくまでも、あなたが設定した目標に向かって着実に進んでいるかが重要であり、目標もバックグラウンドも異なる他人と比較して満足するのは、筋違いです。満足のいくキャリアとは、自分の軸に沿ったキャリア形成をしていくことです。
(著書「デキる人は皆やっている一流のキャリアメイク術」明日香出版社より)

キャリアパスを、必要以上に不安に感じている人、無意識に狭く考えている人、漠然とよく分からないものと捉えている人も多いかもしれません。現在の社会では、自身のキャリアパスの創造は一人一人の大きな課題となっています。

・アカデミックにおいても一人一人のキャリアメイク戦略は重要となってきており、キャリアパス戦略を持つことで様々なリスクに対応し、自分の人生をワクワク出来るものにします。

・今回のPh.D.交流会では、外資投資銀行を始め様々な業界を経験され、現在テレビ、書籍、Webなど多くのメディアで金融、経済の柔らか解説のコメンテーターとして活躍するとともに、大学院にて経済・ファイナンスを学ばれている保田氏をゲストとしてお迎えします。自身の経験を交え、キャリアパスに関する考え方、アカデミック修了者に向けたキャリアメイク戦略、自分がワクワクするためのキャリア創造についてのお話を頂き、参加者全員でディスカッションを行います。

(開催概要)
■第4回Ph.D.交流会テーマ:「博士のキャリアメイク戦略」
■日程:2008年12月6日(土)
■時間:17:00〜20:00
■場所:早稲田大学
■参加対象:
1)(後期)博士課程の大学院生
2)ポスドク
3)大学院生・ポスドクとの交流に強い関心をお持ちの社会人(若干名)
■定員:30名程度
■スケジュール:
16:50〜    開場
17:00〜17:30 交流(飲み物や食べ物をご用意致します)
17:30〜18:30  保田氏のお話・ディスカッション
18:30〜20:00  交流(飲み物や食べ物をご用意致します)
■ゲスト:保田隆明氏(詳細はhttp://wkwk.tv/profileをご参照くださいませ)
【プロフィール】
1998年:早稲田大学商学部卒業
1998年:リーマン・ブラザーズ証券会社東京支店投資銀行本部
2001年:リーマン・ブラザーズ証券会社ニューヨーク本社投資銀行本部M&Aグループ
2002年:UBS証券会社東京支店 投資銀行本部
2004年:Life On株式会社代表取締役SNSサイト「トモトモ」を設立し、起業)
2005年:ネットエイジキャピタル(現:ngi capital)執行役員
2006年〜:ワクワク経済研究所LLP代表パートナー
■会費:1,000円
■参加申し込み:
phdmeeting★yahoo.co.jp(★を@に変更してください)宛てに電子メールにて、以下の7項目をご記入して申し込みをお願いいたします。
1)お名前
2)ふりがな
3)学校名
4)学部名/学科・専攻名
5)学年(もしくはポスドクetc)
6)電子メールアドレス(携帯メールアドレスは不可)
7)参加希望理由
■第4回Ph.D.交流会幹事:中田行彦(早稲田大学大学院博士後期課程)
■お問合せ先:
ご不明な点がございましたら、phdmeeting★yahoo.co.jp(★を@に変更してください)宛てに電子メールにてお問合せくださいませ。(担当:Ph.D.交流会事務局)

Blog: Ph.D.交流会〜博士課程大学院生・ポスドクが主体の集い〜 - livedoor Blog(ブログ)
http://blog.livedoor.jp/phdmeeting/

申し込みはこちら

■参加申し込み:
phdmeeting★yahoo.co.jp(★を@に変更してください)宛てに電子メールにて、以下の7項目をご記入して申し込みをお願いいたします。
1)お名前
2)ふりがな
3)学校名
4)学部名/学科・専攻名
5)学年(もしくはポスドクetc)
6)電子メールアドレス(携帯メールアドレスは不可)
7)参加希望理由
■第4回Ph.D.交流会幹事:中田行彦(早稲田大学大学院博士後期課程)
■お問合せ先:
ご不明な点がございましたら、phdmeeting★yahoo.co.jp(★を@に変更してください)宛てに電子メールにてお問合せくださいませ。(担当:Ph.D.交流会事務局)


大事なことなので二回言いました。興味のある方は是非に。
当日会場で「Hashさんのブログを見て来ました!」とお伝えいただければ、何ももらえませんが、僕が喜びます。

22歳の自分が教えてもらった、42歳までに知るらしい12のこと


弾さんやid:finalventさんが言及していて割と話題だ。ジャスト22歳なので浅い知識と経験からレスしてみる。「22歳までに知ることになる、12歳の自分に教えてあげたいこと」を書いても良いのだが完全自己満になりそうなので人生の先輩の記事を引用しながら人生について考えてみたりしていたのだが結局完全自己満になったのであった。本当に(ry
余談だが、元記事のタイトル"12 Things I Learned By 42 That I Wish I Knew At 22"っていいフレーズだな。ネイティブならではのカッコイイリズムだと思う。

ひねくれ者なのかなんなのか、dankogai氏のエントリが対照的で面白いので並べてみる。適当に削っているので、ちゃんと読みたい人は元エントリをどうぞ。


その1,学校

1. 学校を絶対にやめないで継続する
  単位をいろいろ取得することで、思っているより大きくチャンスが広がるものなのです。実際の仕事をするように、遅刻せず学校に通い、真面目に宿題をし、学習して、仕事扱いしましょう。

42歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたい12のこと:らばQ

1. 学校は学ぶ場所であって卒業証書を貰う場所ではない
  私の実家が全焼したのが、22歳の時でした。私はこれで学校をドロップアウトしたのですが、しかしそこで学んだ事はきちんと役に立っています。英語がきちんと使える事、Computer Scienceの基礎を知っていた事、そしてTCP/IPを実地で知っていたことは、その後「必殺技」になりました。
  その一方で、卒業しているか否かを仕事上問われた事はほとんどありません、というかゼロかも知れません。

404 Blog Not Found:38歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたいたった1つのこと


やめようという発想すら浮かんでこない僕は平和なのか、amachanなのか。拘束されるけど勉強/研究楽しいし、まだまだ学びたい。
しかしdankogai氏のようにやむを得ぬ事情で学校から放り出されたらどうしよう?ここで自分で金を作って生きていくスキルがあるかと聞かれれば自信を持って無いと言える。一度裸の状態で社会に放り出されれば身につくのかもしれないが、今いる比較的恵まれた環境を無下にする必要性がない。故に修士までは「学校を絶対にやめないで継続する」と決めております。


その2,投資

2. お金は腐らずに残るもの ─ 投資は早く始める
  もし高校や大学時代に稼いでいた半分を単に投資信託に投資していたら、ほかに何の投資なしで、現在19万2千ドル(約2千万円)になっていたでしょう。それを思うとかなり悔やみます。投資はできるだけ早くからしましょう。

42歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたい12のこと:らばQ

2. 投資は速くよりも早く
  これは実行できていたのでそれほど付け加えることはありません。
  金がなくて時間がない当初は時間を、時間がなくて金がなくなったら金を投資するのが基本です。どちらもない場合、時間の方を優先しましょう。

404 Blog Not Found:38歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたいたった1つのこと


幸いなことに、僕も実行できている。20歳の夏に投資本を読みあさって「早いうちからちまちまインデックスファンドに投資し続けるのが一番儲かる」という結論に達した。そして投資を開始した。ここ9ヶ月くらい忘れてたけど、今も自動で振り込まれているはず。株式投資にハマッていたのが1-2年で本当に助かったと思ってる。読みあさった本のうち、[これはすごい]なものをいくつか。


ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理  お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門  ゴミ投資家のための人生設計入門 (オルタブックス)  証券投資の思想革命―ウォール街を変えたノーベル賞経済学者たち


その3,住居

3. 第一印象で家を買わずに、近隣の住宅環境に恵まれた安い家を買う
  自分の失敗の一つに、初めて見た家に興奮し条件はぎりぎりクリア、ローンも銀行から降りることになり購入したことです。買った家を今でも好きではありますが、もっと入念に調べたらよかったとも感じています。職場や学校に近いとか、内装の構造などです。大きな買い物をするときは特に慎重にならないといけません。

42歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたい12のこと:らばQ

3. 家は(借り|買い)直せばいい
  22歳から35歳までの間に、私は6回引っ越しています。その間に、一人暮らしが親子四人になっています。引っ越しは面倒ですが、そのたびに経験値は増します。引っ越す事を恐れないで。

404 Blog Not Found:38歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたいたった1つのこと


んーなるほど。なんか、らばQの方は日本の典型的サラリーマンの匂いがするなぁ。経済学的には自分の家を持つメリットは少ない、と読んだことがある。「賃貸 >> 持ち家」であることの証明パターンがあるらしい。

行き当たりばったり的な生活にあこがれるので、賃貸で渡っていく予定である*1。これもさっき出た

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門

から得た知識だけど。こいつは、僕が今まで読んだ経済本の中では間違いなく3本の指に入る。社会に出る前に、というか就活始める前にもう一度読み返したい。


その4,生活の予算

4. 予算内で生活をする癖をつける
  自分の身の丈に合う範囲内で生活をすることくらい重要なことはありません。予算内で生活をすることは、自分を縛ることのように見えて、実は自分を自由にするためのプロセスなのです。

42歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたい12のこと:らばQ

4. 予算内で生活をする癖をつける
  厳しく予算を立てるのは頭ではなく体の仕事になっています。
  ただし、これは自分に対してだけ、人にはケチらないように。最悪なのがこの逆のパターン。

404 Blog Not Found:38歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたいたった1つのこと


> 予算内で生活をすることは、自分を縛ることのように見えて、実は自分を自由にするためのプロセスなのです。
これ英語記事の表現カコイイ

The lesson learned: budgeting is a freeing process, not a limiting one.

それにしても。「AはBみたいだけど、実は反Bなのです」…根拠or実例がないよー?
首が回らなくなったときに助けてくれるアテがあるといかんね。経済的には自立していたい。

予算を立てると言うことと、予算を立てる時間対効果

少し前はレシート集めてサバノワを使って家計簿を付けてたりした。しかし家計簿は(僕にとって)手間ばかりかかって際だった効果が見られず*2、細かい買い物とか入力するのがだんだん面倒になって、ルールが崩れて破綻した。
最近文房具熱が再燃しておりまして、やばいなと思ってるところ。たとえばこんなん買ってしまった…。

なかなかさらさら書けて良いんだこれが。モレスキンに書いてみたらよくなじむ。筆記体とか速記を勉強したいとおもた。
でも、一番細いタイプにすれば良かったかなーと思ってる
万年筆はいいとして。ここで本当に必要なのは、記録を取ることではなく、習慣として節約・消費の自覚を確立すればいいわけで。ユビキタス・キャプチャーを利用してどうにかできないものか。いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)的な方法だが、購入記録を取るだけでも結構違うかもしれない。

その5,交渉力

5. どんなものでも交渉する技術を身につける
  交渉術の本を読み出したときにはちょっと遅いのです。中古車カーディーラーなどをはじめ、多くの人からいかに騙されているのか気付いていきます。もし交渉のやり方を知っていたら何十万円と節約できたでしょう。断る技術を磨いておくことです。

42歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたい12のこと:らばQ

5. どんなものでも交渉する技術を身につける
  私にとって「勉強」という言葉はこのためにあります。「学習」は「楽習」なので、勉強よばわりしたくない。

404 Blog Not Found:38歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたいたった1つのこと


断る技術。技術って事は精神論じゃなく、論理的にどう議論するか、という観点かな。
「勉強」が「交渉」というdankogai氏は、座学大好きな僕と正反対のタイプか。実は、この先生きて行くに当たり交渉力の強化が必要なのはうすうす感づいてる。


その6、健康保険

6. 健康保険は片時も手放してはいけない
  注)アメリカでは日本のような健康保険システムがなく、会社や個人で入るものが大半なので、日本に比べるとはるかに医療費の負担が大きく社会問題になっています。去年話題になったマイケル・ムーア監督の「シッコ SiCKO」もこの問題を扱った映画ですね。
  このことを踏まえてのアドバイスですが日本でも他人事では無いです。外圧や財政破綻から民営化の名の下に、健康保険制度が崩壊しそうな、きな臭い流れになってるようです。ますます格差が広がりそうです。

42歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたい12のこと:らばQ

6. 健康保険は片時も手放してはいけない
  これは日本では(今のところ)は当然になっています。が、状況が年々厳しくなっているのはみなさんご存じのとおり。私もかつては政府管掌の健康保険に法人成した会社の名義で入っていたのですが、どちらも三割負担になったので国保に「ダウングレード」しています。

404 Blog Not Found:38歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたいたった1つのこと


なんか英語エントリの内容が省略されてる。職場の切れ目で保険が適用されない時期に妻が手術をうける事になった、という体験談らしい。
日本の健康保険は、色々ほころびが出てきてる。成人してから書類が送られてきたけど事務的な手続きしただけで忘れてるなぁ。ダウングレードとか言われても勉強不足でわからないし。…不安になってきた。現状を見直そう。ToDoに入れとく


その7,仕事と家庭

7. 仕事は質、家庭は量が大事
  会社にとってはすげ替え可能な歯車のひとつに過ぎません。会社を成長させようとしている者たちにとって、個人的なニーズは二の次となります。当然家庭の質についてもそうなります。
  定年後は長い時間を家族と過ごします。大事にすることです。

42歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたい12のこと:らばQ

7. 仕事は質、家庭も質が大事
  私の場合自営ばっかということもありますが、家庭も量にこだわる必要はないでしょう。家族を持ったら「家族サービス」しなきゃとならないから、家庭を持つのは避けようという人がいますが、それは哀しい誤解です。もちろん時間も取られますが、家事ですらアウトソース可能な現在、量にこだわる必要はないでしょう。

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家族と過ごす時間を物理的にたくさん取れ、という元エントリに対しdankogai氏は家族も質である、と反対。
僕は前者の立場を取る。
家事はアウトソースとかそんな問題じゃない。僕は口数が少ないので、家族との時間も質を求めて効率化していたら寒い家庭になる。間違いない。ので家庭がんがる
しかし…興味在ることにのめり込んでしまうタチであるため、仕事が面白くてしょうがなくなるとその限りではないかも、と不安だ。


その8,金儲け

8-1. 金持ちへの近道があると言う人の話を聞かない
  【速報:近道なんてない!】22歳の耳にこれを叩き込んでおくのがいいかもしれません。富というのは何か面白いもの、独自のもの、価値のあるものを、必要な人々に提供できてこそ作られるものです。
  「人の求めているものを見つけてそれを提供せよ」という古い呪文がありますが、それは真実だからです。今日ではそれは、「自分にしか提供できない人々の求めているものを見つけよ」と言い換えることができますが、それが富への道です。どこに人々のニーズ、需要があるか、どうやってその需要を提供できるかを考えるのです。

8-2. マルチ商法と呼ばれるビジネスから、遠く遠く距離を置く

42歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたい12のこと:らばQ

8-1. 金持ちなんて気がついたらなっている
  重要なのは金を持っていることより、金の作り方を知っていることです。私は無一文になるのはこわくありませんが、無一文であった時の記憶を失うのは怖い。
8-2. 手前で考えろ
  それが出来ていれば、マルチ商法に近づく事はまずないでしょう。

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>「人の求めているものを見つけてそれを提供せよ」

他人の気持ちが読めないと金持ちにはなれないようである。困った


>「自分にしか提供できない人々の求めているものを見つけよ」

このブログは自分しか書けない。人々に求めるもの…は提供できてる自信がない。ブログはともかく、自分にしか提供できないもの=長所・特技だと読み替えれば、多少見えて来た気がする。


気がついたら金持ちになってるなら苦労しない。まぁ要するに、最良の方向に向けられた日々のタスクをこなしていくことが金持ちへの最短ルート、と。
ん?dankogai氏は将来ビジョンを描いて積み上てきたわけではなく、日々をがむしゃらに生きることで成功した人なのか?金の作り方を知っているあたり、ちゃんとした計画性の元に行動していそうだが。
マルチは多少なりとも理性があれば騙されることはない、と信じてる*3


その9.夫婦の価値観

9. 夫婦の価値観が同じことが大事
  必ず結婚の誓いを立てる前に、この点を解決しておく必要があります。愛は大きくても、離婚には500万円かかります。現在の(あるいは未来の)配偶者と、きっちり何が重要で、子どもの教育にどんな価値感を持っているかを話し合っておく必要があります。

42歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたい12のこと:らばQ

9. 夫婦の価値観は違っていることが大事 -- いざというとき共通化できれば
  さもなければ、せっかく4つある目も二つになってしまいます。趣味や趣向は違っていて構わないですし、違っていた方が夫婦としての生活にも幅が出ます。
重要なのは、決断において競合するときには、価値観をシンクロさせるということ。例えば家屋のような高額な買い物をするときに意見が割れてはいけません。

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ここは見る角度の違いであって。重要な局面で対立するようなら夫婦関係自体成り立たなくなる、という話は共通。
基本的dankogai氏に賛成。違う見方をする人間が横にいるという状況は、視野を広げて生産性を向上させ、独りよがりを防いでくれると思っている。
付き合う意味がわからんと言う友人Tに、和集合だからつきあいは面白い、と教えてあげたい。包括してちゃつまらないし、互いに独立なら時間の無駄。

慣れないこと語って恥ずかしい


その10,友人関係

10. 友人とのつながり
  高校や大学の旧友と連絡を途絶えないようにします。助けを求めてることを見せないようにしながら、助けを求めることを学ぶのです。
  さらに深く突き詰めると、誰を知っているかではなく、誰があなたを知っているかということが大事になってきます。見返りを期待せずに人とつながる練習をするべきです。いつどこで誰を助けられるかわかりません。役に立たない人間よりは役に立つ人間となっておきましょう。

42歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたい12のこと:らばQ

10. 友人とのつながり -- 来る者は拒まず、去る者は追わず
  思えば、私は「友人」よりも「知人」に助けられてここまで来たように思います。(略...)イベントのたびにつきあいが生じる「知人」をおろそかにしないというのが、今後ますます重要になってくるような予感がしています。そういったつきあいにおいて「搾取されている」と思い込まない事。利用されてなんぼ、ぐらいに思っておきましょう。

404 Blog Not Found:38歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたいたった1つのこと


うーん共通点の抽出が難しい。要するに人脈を使うに際し、そのみなもとを「過去のメンテナンス」に求めるか「フローとして流れる無数の知人」に求めるか、という違いだな。
とか書いてたらまさにこの本の内容じゃんと思た

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版

「誰よりも他人をうまく使う術を知るもの、ここに眠る」だっけか。
実生活に落とし込めているかは別として、この本は7つの習慣―成功には原則があった!と並ぶ僕の座右の書だったりする。「他人とつながり、そのつながりを活かす」というのは僕に足りない多くの部分の一つであり、その技能の取得が早急の課題だ*4



その11,仕事と給与

11. 給料が高いだけの理由で仕事を引き受けてはいけない
給料が高いには理由があります。必ず前任者に仕事の内容を聞いてみるべきです。

42歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたい12のこと:らばQ

11. 給料だけが報酬ではない
  私の場合、他に選択肢がなくて自営をはじめたのですが、自営をしていると、給与というのが報酬体系の氷山の一角というのは実によくわかります。
  給与だけではとても自営を凍結するインセンティブとしては足りない。

404 Blog Not Found:38歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたいたった1つのこと


「給与が高い=いい仕事」じゃないよ、という元エントリに対し、「報酬⊃給与」なので他のメリットもちゃんと見積もろう、と主張するdankogai氏。
金 or やりがい、という話はよく聞くな。今年は就活するからよく意識しておかないと、罠にはまる。でも、氷山の一角という言葉の真意がよくわからない…


その12,信用

12. 信用はしても確認をする
  世界は策士であふれており、あなたが引っかかるのを待っています。皮肉屋になるのではなく、全てを確認するのです。

42歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたい12のこと:らばQ

12. 与信をおこたるな、しかしとりっぱぐれにこだわるな
  与信を怠らない、すなわち相手に約束をまもるだけの力があるかどうかを見抜くのは重要ですが、一端与信を与えたら、必要以上に回収に拘泥しない方がいい。

404 Blog Not Found:38歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたいたった1つのこと


渡る世間は鬼ばかりだよーという元エントリに対し、信用がペイするか否かの議論を展開するdankogai氏。ぬーん
僕の第一殻は疑い深いが、自分で少し調べたり考えたりして出した結論は盲目的に信用する傾向がある。根本的なところでメタ視が疎かになりがち。他者の観点やシステム化した習慣で客観視能力を鍛えておく必要がありそう。


弾さんのいちばんいいたかったこと


「12のこと」に言及したのはいわば前振りで、38歳であるdankogai氏の一番言いたいことは、次の一節に込められている。

当時と今と徹底的に変わった事があります。それが、家族の存在。なので今の私が22歳の私に一つだけ言うとしたら、以下となります。

   「親となるのを、ためらうな」

親になると、自由が失われるという意見があります。確かに相対的自由すなわち「自分の時間に対して、拘束される割合」は大きくなるでしょう。しかし親になることで、持てる力はそれ以上に増します。その力が大きくなるので、「絶対的自由」、すなわち「自分の手に届くものごとの範囲」は大きくなるのです。

404 Blog Not Found:38歳までに知ることになる、22歳の自分に教えてあげたいたった1つのこと


子供持つとか、とんでもない人生変革に思える。
ちょっと考えてみたのだが、今のうち、すなわち親ではない状態で実現可能なことはすべてやっておきたいという欲があるようだ。
精神的/絶対的自由の拡張を唱えられても、自分の身になってみないとわからん。…そうか、それで「自分に教えてあげたいこと」なのか。
じゃあ他人である僕が書いた上の12個は壮絶な空振り?


ふう

こんなに一つ一つ受け止めて考えた22歳、他に居ないんじゃないか?と豪語してみる。


豪語ついでに


dankogai氏のエントリが、梅田さん的に言えば「けものみち適合者」自慢にしか見えない僕はひねくれ者だろうか。こことか。

私が某社に入る際にも、きちんと「氷山の下」まで見積もりました。給与だけではとても自営を凍結するインセンティブとしては足りない。その上給与だと税率だって高いのですから、「手取り」はそれで減りました。それでも最終的にペイしたのはみなさんご存じのとおり。


って…知らんがなww 彼の経歴って一般常識なん?まぁ、いつか使ってみたいフレーズではある。


今日の午後は

DNA配列を読むまでは確実に成功と言えないものの遺伝子組み換えはうまく行ったようなので、本日は測定測定測定。16ランを目標にいこう。

*1:女性にはウケが悪い

*2:きれいなフォーマットにレシートの中身が収まっていくのはなかなか快感だが

*3:その過信が仇になる?

*4:英文の訳みたいな文章になった

生命系の学位を取った先輩方の講演を聞いて思ったこと


うちの学科がなにやらでかい研究プロジェクト*1を当てたらしく、向こう5年は資金が潤沢にもらえる、という。その一貫で博士課程を修了した先輩を招いて講演してもらうというイベントがあった。教授・准教授・企業研究者・現役ポスドク in USA、一昨年学位を取ったばかりの若い先輩など、多種多様で優秀な面々が揃っていた*2。朝から晩まで集中モードで聞いてきた。
そこで聞いたこと、思ったこと、要点などをつらつらと。


「博士行くのは結構いいよ。具体的にはこんなところがいいよ」


博士を出た先輩で、博士に行かなければ良かった、という人は一人もいなかった。もちろんイベントの趣向の問題もあろうが、交流会で話を聞いた限り、本心を偽って講演した人はいないっぽい。

しかし学位は、目に見える差として現れない

博士号とる?とらない?徹底大検証!―あなたが選ぶバイオ研究人生

博士号とる?とらない?徹底大検証!―あなたが選ぶバイオ研究人生


においてもデータとして示されていたが*3、学位取得者と修士卒の学生の間で、待遇の差が明確に現れてくることはない。給与もたいして違わない。ここはガチ。


で、何がいいかというと、みな口を揃えて言うのは「視野が広がる」という点。ほんなん社会出た方がえんちゃうんな?とか突っ込みたくなるけど、どうやら研究対象に深く深くのめり込むことで誰よりもその対象に習熟し、悟りが開けるというか…他に対象を移して思考するときも、広がった視点で物事を見れる、という。勝手に補足すれば、視野が広がるというか「思考パターンが洗練」される、てな感じかな。武道の修行みたいだな。

博士道とは死ぬことと見つけたり。シャレにならん


ただ


「自分の金と時間を投資したのだから、その対象を真っ向否定することはない」という心理トリックも考える必要がある。
しかし、修士で良いところに内定した後それを蹴って博士に進み、学位を持って企業に就職したある人は、自分は博士を取るために投資した時間も金も無駄にしないために全力を尽くした。だからやりのこしたことは一切無いし、今はモトを取って社会や周囲に還元できていると思っている、とのこと。
ここまで言えたらもう他人が言うことはない。素晴らしい。

…ん、ていうか、今僕も学費払って丸一日投資してたんだった。時間も金も無駄にしてらんねぇ!と無駄にモチベ上がった。その決意をブログにぶつけている間違った22歳である。


ポスドクについて


現役ポスドク、しかもコネに頼らず自力で口を探したという人が有益なWebサイトをいくつか紹介してくれた。



Page Not Found | HHS.gov
研究留学ネット←ここは超おすすめらしい
Postdoc Jobs.com - Search 100s postdoctoral positions worldwide!


ポスドク先を選ぶときには、ラボのグラント状況も考慮する必要があるとか。せっかく口が決まっても、数ヶ月で「次の研究費取れなかったから悪いけど他所行って」となる可能性がある。

  • 異分野にとびこむときは
    • 完全にまっさらにするのではなく、今まで培った知識に半分足を置きながら全身全霊で応用に励む。

今後につなげる


ポスドク問題、博士後の進路、そして先輩の生の声など情報収集と勉強の必要性をひしひしと感じた。まだ博士のメリットデメリットを自分の中で整理できてない。

いまのところの進路希望
修士出て就職。しかも研究職以外。でありながら、研究経験が生きてくるような、そんな環境。高望みは自覚済。

*1:というのか?よくわからんが、なんか重点的に資源が分配される

*2:欲を言えば、「学位を取ったのに全くサイエンスから離れた分野で活躍している人」が欲しかった

*3:ちなみにこの本、バイオ系なら絶対読んでおくべきだと思う。

2007年ワークスアプリケーションズメディア掲載情報のまとめ


最近「ワークス + インターン」系のキーワードで検索してくる人が多い。ここじゃ書けないが左にあるアドレスにメールくれたら経験者として口コミしてもいいよ、とか言ってみる。今年はいろんな人に会ってみたいし。
それはともかく、メーリスで送られてきたものを「いつか読もう」とまとめていた。どこに補完しようとしばし迷った後、ここに置いてみた。インターンに興味がある学生で、会社についての情報を集めたい人の役に立つかもしれない。内部の人が編集してるので、普通なら見逃してしまう情報もキャッチされており、価値がある。てか、意外と露出多いな。日経ビジネスに連載持ってたり…

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注:多い。

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2008年の目標 "First Things First"


2008年は色々とがんばらなきゃならんことが多いが、全て包括し、目標として"First Things First"を掲げたいと思う。First(最重要)なものをFirstに(第一に)行う、ということ。これは、僕の座右の書『7つの習慣』における第三の習慣「重要事項を優先する(Put first things first)」からもらってきたもの。

7つの習慣―成功には原則があった!

7つの習慣―成功には原則があった!

  • 作者: スティーブン・R.コヴィー,Stephen R. Covey,ジェームススキナー,川西茂
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 1996/12
  • メディア: 単行本
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最近の僕は優先順位が狂っている、と思う。目の前の作業にとらわれて先のことを考えていない。具体的に、以下の4つの領域でこの習慣を実践する。


その一、身体


身体が資本とはよく言われるが、僕は資本を大切にしてない。悲しいことに、あと二週間で22歳になる。もう若さで乗り切れなくなってきた。徹夜、運動不足。休日にガタが来る。後悔して朝まで勉強し、起きれない。悪循環。
正月で脳が溶けてることもあり、まず一月でがっつりぴっしり直してしまおう。

判断基準

それこそ「身体に聞く」

いまできること

1時寝、7時起き(無理のない範囲で早起きして勉強も可)を遂行。
運動不足の件は、腕立て、腹筋、スクワットを各10回×2セットという軽めの毎日できるものを設定。
これらの目標をまず二週間続ける。


その二、人間関係


僕は基本的に自己中なので、周囲の人間に対する配慮が無く、傷つけてしまうことがある。近しい人ほどその傾向が強い。人間関係をFirstとし、関係に重要な支障をきたしうる行動は慎む。
望むらくは常に、少なくとも時には、自分より他人を優先することを覚えよう。小学生かよ。

評価基準

嫁判断

いまできること

とりあえず今週の目標として設定し、ユビキタス・キャプチャーに書く。そのうち意識しなくても人格として定着するレベルになればいいな。


その三、卒論


おそらく2008で最も最初に(1〜3月)遭遇する一大イベント。卒論発表や日本化学会での口頭発表(学会で発表することになった - ミームの死骸を待ちながら)もこれに含む。卒論なんて二週間前にくればなんとかなるよ、とか、卒論?何それ食えるの?という研究室もある中、うちの研究室は卒論をがっつり書く。手元の先輩の卒論をめくると、123ページあった。
近いイベントだし、計画力を伸ばすのにいい機会だと考えることにした。


評価基準

三月中旬に冬期研修という名のスキー旅行がある。4年生はせっぱ詰まって参加できないのが通例らしいのだが、これに余裕を持って参加できるレベルを目標とする。

いまできること

はてダにカテゴリ[卒論]を作成。計画段階から公言しつつ実行。


その四、就活


卒論が終わり無事修士にあがれば、前半は講義、後半は就活という"最も研究できない研究室生活"の始まりである。
日本の優秀な理系学生は大抵修士で出るという。自分が優秀だとは寝ぼけたってとても言えないが、サークルのだれそれ先輩が就職できなくてドクター進むらしいよーなどという噂を聞いていると、確かに一理あるなと思う。アメリカ行きたいな。
ともかく「超」整理手帳2008(紺) (MouRaピース)も買ったことだし、スケジュールのうまいやりくりが鍛えられるだろう。これは本当の意味で将来の練習になる、すなわち、ビジネスマンとしての計画性が問われることとなる。外の世界に触れるのが楽しみだ。がんばろう。

評価基準

これはもう、自分の納得のいくところに内定できるかどうか。また、将来価値のある人間関係が築けるかどうか。その意味で「その二」とも関連する。

いまできること

モレスキンを就活ノートにして就活記録をつけていくつもりなので、そのフォーマットを色々と妄想しておこう。就活ノートという名を冠する書籍を多数調べる。
去年の夏になぜか絶対内定2008(下のリンクは2009だが)の自己分析をやったな。これも今月中に見直しておこう。

絶対内定2009―自己分析とキャリアデザインの描き方

絶対内定2009―自己分析とキャリアデザインの描き方


10ヶ年計画


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これもやってみた。難しい。今日のエントリは今年一年に限定するが、10ヶ年計画についても今度書く

進路の分散。バイオ研究者の特異性


実家でのんびりできるのも明日まで。結局昔の友人達と遊ぶことが多く、あまり勉強できなかった…。
勉強はできなかったが、完全に方向性の違うパラダイムを知ることができて有意義だったと思う。僕は地元ではマイノリティのようだ。田舎で孤立or大学で埋没?
1985年世代*1。順調にいけば4年制大学を終了し、進学or就職という区切の年である。しかし話を聞いた限り、中学の同級生で大学院に行くのは僕と、あと農学系の女の子が一人。大学も行かない人、結婚してる人もいた。ああもうそんな年だなぁまだ学生してていいのかな結婚できるのかなとかうにうにしてきた。
高校の同級生は大学or短大後就職組が多いようだ。院進学もいる。理数科なので、多少研究の話ができるのがうれしい。

それにしても田舎は何処に行っても知っている人だらけで、気持ちが落ち着かない。これが都会人の気持ちなのだろうか。

News×News : 【閲覧注意】田舎の人間関係

わかる気がする。地元は好きだが、地元に就職することだけは絶対にないな。

帰京


さておみやげもって帰ろう。土産は和三盆↓をチョイス。アサマシエイトも忘れずに。細かな砂糖が舌の上で溶けてうまいですよ。

さぬき三白の一つ!さぬき独自の製法!お茶うけにどうぞ!(讃岐特産)ばいこう堂作さぬき和三宝10号

なぜかインテリア・寝具に分類されているのがうけるなw

*1:僕は遅生まれなので86年