ミームの死骸を待ちながら

We are built as gene machines and cultured as meme machines, but we have the power to turn against our creators. We, alone on earth, can rebel against the tyranny of the selfish replicators. - Richard Dawkins "Selfish Gene"

We are built as gene machines and cultured as meme machines, but we have the power to turn against our creators.
We, alone on earth, can rebel against the tyranny of the selfish replicators.
- Richard Dawkins "Selfish Gene"

やったー\(^o^)/BibDeskからJabRefに論文のPDF移せたよー

本題に移る前に


JabRefによるBibTeX文献管理とJab2HTML
この設定ファイルが便利すぎる。ちまちま設定しなくても
JabRefのOption > Preference > Import preferences
を選んで、上記リンクからダウンロードしたXMLファイルをImportするだけで、作者さんのこだわり設定が利用可能。即効日本語OKで、見やすいPreviewにGoogle Scholar検索リンク付き、その他もろもろの拡張群が使える。
すばらしい。


BibDeskの設定

さて本題。前回
MacのBibDeskからWindowsのJabRefに論文データを移行する際の注意点 - ミームの死骸を待ちながら
このエントリで書いた、pdfデータのリンクを移行する方法をやってみた。ちょっと苦労した末に実現できたのでメモっておく。
まずBibDeskのPreferences > AutoFileでファイル名付け形式をCustomにして
%Y%a1%u0
に設定。こうすると、
2008Kanazawa.pdf
という法則で名づけられる。その後
Export... > BibTex with Linked Files *1
とかいう形式でExportしてやる。名前はたとえばdatabaseとかしてやる。
結構時間がかかるが、すべてのpdfファイルを出力して最終的に勝手に丸めてdatabase.tgz形式となる。これをWindowsに移してやる。


JabRefの設定

受け入れ先のJabRefでは、BibTex Keyを上記の書式にあわせてやる必要がある。

Option > Preference > Key Pattern > Default Pattern
の部分を
[year][auth]
にしてやる。そしてすべて選択して
Tools > Autogenerate BibTex Keys
とすると、すべての文献のBibTex Keysが
2008Kanazawa
という形になり、受け入れ準備が整った。

さて先ほどのdatabase.tgzをMacからWindowsに移し、解凍したところ、なぜかpdfの拡張子が消えて無名ファイルになっていた。
このままではPDFファイルのリンクが張れない!

慌てず騒がず
お〜瑠璃ね〜む
をダウンロードして、すべてのファイルを選択して「拡張子」ボタン押し、すべてpdfに変えてやろう。

このpdfファイルを特定の場所、たとえば

C:\Documents and Settings\Administrator\My Documents\PaperDatabase

にすべて展開してやる。

その後JabRefから
Option > Preference > External Programs > Main PDF Directory
を上記フォルダに設定し、すべて選択して
Tools > Scan Database... > Synchronize PDF Links
を選択する。設定では
Autoset PDF Links. Allow Over Writing Existing Files.
にチェックを要れ、実行!

すべてのBibTexデータにPDFが関連付けられ、一件落着。

*1:うろ覚え