やったー\(^o^)/BibDeskからJabRefに論文のPDF移せたよー
本題に移る前に
JabRefによるBibTeX文献管理とJab2HTML
この設定ファイルが便利すぎる。ちまちま設定しなくても
JabRefのOption > Preference > Import preferences
を選んで、上記リンクからダウンロードしたXMLファイルをImportするだけで、作者さんのこだわり設定が利用可能。即効日本語OKで、見やすいPreviewにGoogle Scholar検索リンク付き、その他もろもろの拡張群が使える。
すばらしい。
BibDeskの設定
さて本題。前回
MacのBibDeskからWindowsのJabRefに論文データを移行する際の注意点 - ミームの死骸を待ちながら
このエントリで書いた、pdfデータのリンクを移行する方法をやってみた。ちょっと苦労した末に実現できたのでメモっておく。
まずBibDeskのPreferences > AutoFileでファイル名付け形式をCustomにして
%Y%a1%u0
に設定。こうすると、
2008Kanazawa.pdf
という法則で名づけられる。その後
Export... > BibTex with Linked Files *1
とかいう形式でExportしてやる。名前はたとえばdatabaseとかしてやる。
結構時間がかかるが、すべてのpdfファイルを出力して最終的に勝手に丸めてdatabase.tgz形式となる。これをWindowsに移してやる。
JabRefの設定
受け入れ先のJabRefでは、BibTex Keyを上記の書式にあわせてやる必要がある。
Option > Preference > Key Pattern > Default Pattern
の部分を
[year][auth]
にしてやる。そしてすべて選択して
Tools > Autogenerate BibTex Keys
とすると、すべての文献のBibTex Keysが
2008Kanazawa
という形になり、受け入れ準備が整った。
さて先ほどのdatabase.tgzをMacからWindowsに移し、解凍したところ、なぜかpdfの拡張子が消えて無名ファイルになっていた。
このままではPDFファイルのリンクが張れない!
慌てず騒がず
お〜瑠璃ね〜む
をダウンロードして、すべてのファイルを選択して「拡張子」ボタン押し、すべてpdfに変えてやろう。
このpdfファイルを特定の場所、たとえば
C:\Documents and Settings\Administrator\My Documents\PaperDatabase
にすべて展開してやる。
その後JabRefから
Option > Preference > External Programs > Main PDF Directory
を上記フォルダに設定し、すべて選択して
Tools > Scan Database... > Synchronize PDF Links
を選択する。設定では
Autoset PDF Links. Allow Over Writing Existing Files.
にチェックを要れ、実行!
すべてのBibTexデータにPDFが関連付けられ、一件落着。
*1:うろ覚え