ブログのネタをMindmapでみつける→脱線:Mindmapでブログを管理する
ブログのネタを何にするか?というのは、頻繁な更新を心がけている人すべてが直面する問題だ。その問題の対処法が、lifehacking.jpで紹介されていた。最近のエントリをマインドマップで展開し、ネタをみつけるという。これは面白そう。
マインドマッピングでブログのネタを何個でも見つける方法 | Lifehacking.jp
Discover Hundreds of Post Ideas for Your Blog with Mind Mapping : @ProBlogger
How to Keep Momentum Going By Building on Previous Posts : @ProBlogger
ここで説明するまでもないかもしれないが、マインドマップとは情報整理・発想法の一つで、中央にメインテーマを配置し、放射状に関連情報を配置していく。初歩的な説明はmindmap.jpに詳しい。
マインドマップは脳神経の形に似ているから自然な発想法だ、とか言われている(ほんとか?)。そして、個人的に親しい人は知っていると思うが、僕はマインドマップ狂である。大学1年のころからはじめて大いにハマった。研究室に入っていなかった(=時間があった)去年は1年で200冊近い本を読み、うち半分をマインドマップにまとめるという暇人っぷりを発揮した。そのノートを見た人は例外なく「なんだこれは」という反応を示す。
閑話休題。
マインドマップでブログのネタを探す、というのは面白い。たしか結城氏も、自分の書いたものからインスピレーションを得る方法を推奨していた。
「さあ、文章を書かなくちゃ」というのは気分が重くなるものである。 書き始められればだいぶ楽なのだが、 書き始めるまでが大変…。 そういうときは自分の気分をなだめてやり、警戒心を解いてあげる工夫が必要だ。 いい方法は、「書こうとしない」こと。 「読もうとする」のだ。「さあ、これまで私は何を書いたっけ。それを読むことにしよう」
と思うのだ。「本当に読むだけでいいんだよ。でも、書きたくなったら書いてもいいけど」と自分に言い聞かせるのである。
そうやって、これまで書いた分を丁寧に読んでいく。 読んでいくうちに、頭にふわふわと何かが浮かんでくる。 疑問点かもしれないし、細かい校正かもしれない。 また新たに調べたいことかもしれない。次の章のアイディアかもしれない。 そしたら、自然に書き始められるのである。
文章を書く心がけ
全く持ってその通りだと思う。さてブログのMindMappingを、と思ったとき、別のことを思い付いた。
「マインドマップでエントリ管理したら面白そう」
自分のエントリのマインドマップを日々書いていると、いくらでもネタが繋がりそうだ。昨日は論文の読み方を書いたから今日はその実践。明日は読んだ論文を研究に応用した日記…と展開が進む。そのつながりを視覚化し、動的に更新すると楽しいんじゃないか?自分の知の履歴を視覚的に把握するというのは、とても魅力的な考えだ。RPGや戦略シミュレーションでキャラを育てていくような楽しさに近いかもしれない。
形から入る主義なので、今手元にあるFreeMindにエントリのタイトルを入力し、繋げてみた。…いまいち。自分で作った方がいいのか?「視覚エントリ管理」を実現する方法をいろいろ考えてみた。
今のところ考えている方針は
- XMLデータ形式のダイアリーExportを利用したツールを作る
- Windowsのはてなダイアリ編集&管理ソフト「はてなダイアリーエディタ」のような感じ
- XMLをBibTex形式に直してBibDeskで管理
- Rubyで適当にスクリプトを書く
- 論文とダイアリを並べて管理することで、理系エントリが増えそうである
- (注:僕は論文の管理をBibDeskで行っている→d:id:Hash:20071224)
- OmniGraffleを使う
OmniGraffleとは、Mac OS X用のダイアグラム作成ソフト。
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学生実験で書かされた実験フローチャートや、プログラムのロジックの流れ的な絵を書ける。UMLもいけるようだ。マインドマップを内包した、よりメタ的なソフトか。Webアドレスにリンクが張れるのでダイアリとのつながりも良さそう。
実は今日みつけたばかりなので、しばらく試用してみてレビューしたい。