ハチロク以降の世代だけがやるべきことじゃない
ハチロク世代は本による学習を行わない(習慣がない)ことによって、ウェブ発見以前の知識を再発見できるのではないだろうか。
ハチロク世代がやらなくてはならないことは、このことではないだろうか。
ハチロク世代よりも前の世代では、ウェブができる前に発見された知識は、本を読んで学習してしまう。
しかしハチロク世代は、本を読む習慣がないため、ウェブができる前に発見された知識を、再発見することによって学習する。
このプロセスが起こることによって、ウェブに載っていない、ウェブができる前に発見された知識を、ウェブに載せることができる。このプロセスはハチロク世代及びそれ以降の世代にしかできない。
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彼らは、従来ウェブに載っていない、経済学や史学、その他多くの知識を再発見することによって、ウェブにたいして多大な貢献をするだろう。
ハチロクに本を読む習慣がないなんてひどいです><でも、ウェブがない時代の人と比べて、本への傾倒は(全体としてみると)減っているのは確か。ともかくこの部分は(不満はあるけど)本質ではないので「ハチロク以降は本よりウェブ、ハチロク以前は本しかない」という極論を仮定して話を進める*1。
話を進めるといっても、上記エントリに対して僕の言いたいことは一つ。
ハチロク以降がウェブで学んで本の内容を再発見するのを眺めてないで手伝ってくだしあ><
ハチロク以降の世代が書籍の内容を再発見する必要はなくて、書籍で学んだ上の世代が再発見を待たずにちょっかい出してくれたらもっとウェブが豊かになるし、効率もいいはず。若者がウェブで学ぶようになったのなら、ちょっと降りて来て現在進行形で学習中の若者にアドバイスしたり、一緒に考えたりしてほしい。独学に収まらず、世界とコミュニケートし、受信し、発信し、共進する。そのためのツールがウェブであるはず。
とはいっても、僕自身Twitterなどで先人の知恵を簡単に借りられる環境にあるし、ブログで学習の発信にも慣れてきたし、上で主張したことが、現実から程遠い理想郷というわけでもないのだけど。
追記。
tokorotenさんが世代を区別して論じてたので
「そんなバッサリ分けてしまわないで、若い世代も本読むし、上の世代にもウェブに参戦して欲しいし、両方やればもっとよくなるよ」
と言いたかった。それがなにやら世代を型にはめた暴論に取られたようで遺憾です。書き方も悪かったけど
*1:最近足場を固めず議論するのが危険だとわかってきた。やりすぎるとリチャード・ドーキンスになってしまうが。そもそもブログは主観劇場だからいいじゃんとか思うけどそれはさておき