来週の月曜から好奇心を封印することに決めた。
より正確に言えば、
- 興味の赴くままに読書することを半年間やめる。読みたい本が増えたら、リストに加えるだけで我慢する。
- アウトプットに結びつかない、自己満足だけの知識の蓄積をやめる。
- 惰性で続けている、非現実的な「好き」を忘れる。
そしてその時間を、
- 研究
- 研究を中心とした自己流情報システムの構築
- 研究で将来飯を食うと仮定して情報を集め、思考する
ことに当てる。
留学しようと思って教授に否定され(教授はそんなつもりはなかったかも知れないが)、マスターで就職か、反対されても留学か、それとも自分の中でバイオを「核」にするため博士に行くか…と迷い、しかし何に対しても確信が持てないため、どうしようもなくてここんとこ凹んでいた。で、こんなものを見つけた。
バンクーバーから世界へ Hatena Incへ 総理大臣へ ARUCreative - 梅田望夫さん&海部美知さんとお会いしてきた
同じ本に、同じように、同じ時期にインスパイアされた人が、僕とは比べ物にならない行動力を発揮していることにショックを受けた。何もしないでいるのがもったいない。
梅田さんのエントリ再発掘
自分のブクマ眺めてて見つけた。
My Life Between Silicon Valley and Japan - 直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ。
自分が好きだと思える「正のエネルギー」が出る対象を大切にし、その対象を少しずつでも押し広げて行く努力を徹底的にするべきだ。
そういう行動の中から生まれる他者との出会いから、新しい経験を積んで行けば、自然に社会の中に出て行くことができる。「好きなこと」と「飯が食えそうなこと」の接点を探し続けろ。そのことに時間を使え。
全く以って僕の焦りと希望を膨らませてくれる方です。ありがとうございます。
直感も自分もまだ信用できない、今好きなことを将来も好きかわからない。今まで何かに打ち込む経験が少なすぎた。
そこで本気になることにした。
読書なら負けないとか、今まで他人と違う経験を積んできたんだとか。蓄積がどうであろうと今の僕はバイオ研究者としては実験の下手な未熟者。無駄なプライドを捨てて本気でやる。バイオは僕の"核"となりうるか、研究に向いてる人間なのかどうかを判断するため。
言い訳の余地を残したらまた不確定になってしまう。全力で研究して「やっぱりだめだ」「研究よりもやりたいことがある」と思ったら就職すればいい。その後M1で就活 + 社会研究。落ちても博士に行けばいいや、と逃げ道があると結果も中途半端になり、後悔が残る。M1の夏は、またインターンに参加して世界を広げよう。
両者を考慮して来年秋までに方向性を決める。
正念場。