興味拡散系の本棚を晒してみると自己紹介になった
id:syou6162の自己紹介の代わりに本棚紹介するメソッドってないの?という声に答えて本棚を晒してみる。一応分野ごとに分けてるつもりだけどあまり整理されていない。
世代平均から見て本代には結構な額を投資しているんじゃないかと思う。
実家に送った本、あまり見ないから押入れで眠っている本、図書館で借りて読んだだけの本、Amazonマーケットプレイスで売った本などはここには写っていない。
科学系(1): リチャード・ドーキンス
この棚に心の師であるドーキンスの著作を集めてる。最新の著作とかはいろんな棚に分散してるけど。一般に進めるのはダントツで利己的な遺伝子*1。大学受験が終わった日に買った本で、これを読んで生物まじヤバイと思った。
左端は獣医の父親から受け継いだコンラート・ローレンツの「動物行動学」。訳者が「利己的な遺伝子」と同じ日高さんだと知ってなんとなく感慨深いものがあった。
科学系(3)
これも立花隆多いな。未解決のサイエンス は、科学界をざっとつかむのにいい。得られる知識が「ざっと」の割りにブ厚いのがネック。
右端の社会生物学の勝利―批判者たちはどこで誤ったかは、友人のレポート代筆の対価としてゲトしたもの。
ライフハック系
あなたもいままでの10倍速く本が読める。速読系のノウハウは高校時代から漁ってる*2んだけど、これはダントツにいい本。
Mind Hacks―実験で知る脳と心のシステム は脳をいかにHackするかという本。人間って面白。続編のMind パフォーマンス Hacks ―脳と心のユーザーマニュアル―はライフハック寄りになってて、どちらも僕の大好物。オライリー++。
経済系
昔株式投資にハマってた*3ころ集めた本がちょろちょろ。
組織の盛衰は社会理工学部に潜入して受けた授業で使用。読みが鋭くて、日本的企業の特徴がよくわかった。
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計入門は名著。「常識を覆す」ことを意識した切り口で読み物としても面白いし、資産形成に興味のある人は読むべきだと思う。
勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─は最近買ったもので、dankogaiが絶賛しているとおりすばらしい本でした。複雑なものをシンプルに表現でき、しかもものすごくやさしく説明できる能力はうらやましいの一言。
投資、法律系
僕は個別株式(テクニカル投資*4->ファンダメンタルズ)->投資信託と流れてきたのだが、テクニカル投資で最強の本が投資苑 − 心理・戦略・資金管理 だ。他のテクニカル本が小手先テクニックに注目する中、エルダー氏は市場の心理と資産運用の戦略を踏まえたうえで、テクニカル畑で生きているという猛者。来日した際に講演会を聞きに行ったほどファンだった。
茶色い背表紙はお堅い経済の教科書系。あまり触ってなかったりする。
重要ワードでわかる分子生物学超図解ノート。一目でみてわかりやすいのでたまに眺めている。
まっぷるはチャリにのってぶらぶらするときに使う。
料理
ケンタロウの料理が好き。簡単かつ豪快、うまい。男の料理という感じ。凝り性なので作ったレシピにチェック入れたりしてる。特に料理マニアじゃない人はケンタロウ本は決定版 ケンタロウ絶品!おかずの一冊を持てば事足りる。男の一人暮らしに向いてる気がする。
自己啓発系
僕はひゅーまんすきる(笑)的に修行が足りなさすぎるんだけど、この辺の本に書いてあることを心がけたいなぁと思ってる。
7つの習慣 はいまさらという感じ。半年に一回くらい読み返してる。あとドラッカー系。
夢に日付を!と一冊の手帳で夢は必ずかなうは邦書の手帳で夢かなえようぜ系として有名な二冊。ライフハッカーとしてツボにはまった。
英語系
単語はゴロで覚えるのが好き。受験のときに使ったVワードシリーズをまだ持ってる。
シゴタノ! - 3ヶ月で英語が読めるようになりたい人のための5冊でも絶賛されてたけど、山口英文法講義の実況中継は英語感覚をつかむのにとてもいい本だった。
ここには写ってないけど、もちろんビジュアル英文解釈も使いました。また、DUOを毎朝30分唱えたことで、英語耳もそこそこ聞こえるようになった。
22時に寝て2時におきて受験勉強していた頃のバイタリティを取り戻したい。もう5年前なのか。
あとはTOEFL, 英検をバリバリやってた学部時代の参考書。
プログラム系
Ruby, Rails, JavaScript, Javaですね。興味の中でプログラム領域が占める割合がわりと狭いことが本棚からばれてしまう。
教科書系
いちおうバイオ専攻なので、有機化学はボルハルト、生化学はヴォート、分子生物学はTHE CELL*5を持っている。
物理学はアトキンスをつかってて、今は研究室に出張中。
あとはバイオインフォマティクスとか分子生物学的なやつがちょこちょこ。
進路どうしよう系+統計数学
博士号とる?とらない?徹底大検証!―あなたが選ぶバイオ研究人生 はすべての理系の人は読むといいとおもう。白楽ロックビルさんのおちゃらけた語り口がわりと好き。
あまり邦書でいいのがないので、進路系の洋書も買った。Alternative Careers in Science, Great Jobs for Biology Majorsの二冊。ざっとしか読んでません。
あとid:syou6162に影響されて買った本がまとめてある。The R Tipsと統計本。
数学ガール もいいですね。数学落ちこぼれ組の僕に希望を与えてくれました[今度書く]。ちなみにミルカさん萌え
文庫・新書(1)
梅田望夫さんとか、バートランド・ラッセルとか。ベストセラーになった「生物と無生物のあいだ」もあります。
机の上(1)
就活系、必死さが漂ってますね。新ネットワーク思考はid:beatinaniwaにおすすめされて購入。
金持ち父さん貧乏父さんは最近復習してた。
絶対内定2009―自己分析とキャリアデザインの描き方は、就活は今年からなのに、去年先走って買ってた。最近よく稼働中。100枚以上の自己分析シートが熱い。というか文章暑苦しい。でもこの熱血が結構好き。
スガシカオは本じゃなくてDVD。
雑多
手が届きやすい位置においてある。
The Daily Drucker: 366 Days Of Insight And Motivation For Getting The Right Things Doneは,ドラッカー先生の名言を366本集めた洋書で、ちょっと英語ライティング力を鍛えたいなぁと思ったときに写経用として買った。
最近ある人にもらった子育てハッピーアドバイスが場違いな感じ。中身はガチ育児本なんだけど、漫画がかわいくて癒される。
ユビキタス・キャプチャー(おまけ)
ユビキタスキャプチャーで書いてたメモ帳たち。最近のライフハック事情も書いてないなぁ。ちょっとid:yuzuharaを見習ってたりするんだけどそれはまた今度。
以上
今回本棚をひっくり返して見直してて、懐かしい気持ちになった。引越しのときに昔のアルバムに見入っちゃうような、あんなかんじ。
本はその人をあらわす、というが、ちょっと拡散しすぎでなにがなんだかわからない。まぁ、そんな状態が好きなんだけど。
「駄目だこのディレッタントは。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。