ミームの死骸を待ちながら

We are built as gene machines and cultured as meme machines, but we have the power to turn against our creators. We, alone on earth, can rebel against the tyranny of the selfish replicators. - Richard Dawkins "Selfish Gene"

We are built as gene machines and cultured as meme machines, but we have the power to turn against our creators.
We, alone on earth, can rebel against the tyranny of the selfish replicators.
- Richard Dawkins "Selfish Gene"

Windowsで親指シフト入門 + Tex編集環境 + IME切り替え設定


ニッチな情報ほどWebにあると嬉しい、という経験則に基づき、とてもマニアックなWindowsのキーボード環境設定あれこれ。
結局iBookG4ではTeslaがうまく動かず、Macでの親指シフトはあきらめていた。そんなところにLet's Note R (R7)を購入。メモリ2GB *1、HDD: 120GBで、購入後速攻Vista -> XPダウングレードした。よって以下の情報はXP限定。
Windows親指シフトをやろうとして親指ひゅんQを導入しようとしていたのだが、親指ひゅんQの設定はめんどくさい。というか、親指ひゅんQを無理して使う必要はないことがわかった。姫踊子草を使えば簡単にNICOLA配列が使えるようになる。これは昔Dvorakの時お世話になったソフト。まさかここでも役に立つとは。シェアウェアなので購入しておこう。その価値はある*2

キー入力入れ替えソフト「姫踊子草」情報頁

さらに、↓ここで

FUJITSU Software Japanist : 富士通

親指シフト練習ソフト」「親指シフトキーボード入門」をダウンロードすると吉。特に練習ソフトは必須。
今練習中だが、意外と速く覚えられそう*3

  • クロスシフトで濁点
  • シフトと同時に入力するのは濁点のつかないもの
  • 日本語の助詞系はすべてホームポジションに集まっている

などの特徴が学習を容易にしている。1日1時間1週間も続ければ実用レベルな雰囲気。Dovrakより手になじむ。


超簡単なWindowsへのTexインストール


僕のようなゆとりでもできる、超簡単なTexインストール方法。これはまじに便利である。

このあたりを見てくれれば僕が説明するまでもない。インストールに結構時間かかるので、そのうちに


秀丸マクロ祝鳥Tex環境構築


祝鳥(のりてふ、と読むみたい)は秀丸環境でTexを世話するマクロ。

祝鳥(のりてふ) 〜TeX用の秀丸マクロ〜

コンパイルだけ,とかではなく,このマクロでLaTeXに関する一切の面倒をみます.

という超優秀マクロであるようだ。

祝鳥のヘルプページ

↑ここをみながら、秀丸設定。この設定過程でfortex.keyを導入するのだが、これをそのまま使うと、せっかくViライクに設定した秀丸キーバインドがのっとられる。これがイヤだったので、fortex.keyの中身を見てショートカット登録されているマクロたち

だけ俺俺Viキーバインドにマクロ登録して、Ctrl+Alt+数字キーに適当にショートカットを割り当てて、良しとした。


PDFプレビューに、AdobeReaderより高速なFoxitReaderを設定


Texでしょっちゅう書き換えるのにいちいちAdobeさんが起動するの待ってられないというせっかちさんのために。

「Foxit Reader」のページは移転いたしました

速すぎワロタw 日本語表示には+αの設定が必要だけどそのヘンはググるべし。
さて、以下、祝鳥によるTexコンパイル出力にFoxitreaderを設定するための細かいTips。

  1. 祝鳥メインメニューを起動
  2. プログラム設定
  3. Adobe Readerの設定
  4. Adobe Readerのパスを選択
  5. FoxitReader.exeを選択

このままだとDDEでエラーが出るので、

  1. 祝鳥メインメニューを起動
  2. プログラム設定
  3. Adobe Readerの設定
  4. 直接起動

を選択しておく。これで良し。

さらに、IMEの日本語/英語入力切替にいらいらする人のために


Macではスペースバーの左右に日本語/英語切り替えができるので、僕は、英語入力のときはスペースバーの左をたたき、日本語入力のときはスペースバーの右をたたく癖がついてしまっている。ところがWindowsIMEは標準で「半角/全角」キーによって二通りの入力を切り替える設定になっている。
Macのような「日本語入力」「英字入力」キーが単独で容易されていると何も考えずにポンとたたけばいいのだが*4、トグルスイッチによる機能切り替えは、まず最初に「今の状態を把握する」ステップが入ってしまう。これは気に入らない。

そこで、以下のような方法で、変換キー で日本語入力、無変換キーで英数入力となるように設定した。

  1. IMEツールバーで右クリック
  2. プロパティ
  3. 全般タブの右上にある「設定」ボタン
  4. 変換キーと無変換キーを捜し、
  5. 入力/変換済み文字なしの列にそれぞれ
  6. IMEオンとIMEオフを設定

した。結構快適。

ところが今回姫踊子草で親指シフトの左右親指を変換/無変換キーに割り当ててしまったため、
上記の設定のまま親指シフト入力をしようとすると日本語と英語が切り替わってしまい、うまくない。
そこで、上記とおなじようにIMEのプロパティで新たにCtrl+無変換キーを作成し、

  • Ctrl + 無変換 で英字入力
  • Ctrl + 変換 で日本語入力

に設定した。よしよし。


ついでにキーボード遍歴を少し。

  • 一年半くらい前にDvorak配列を練習してそこそこ覚えたが、日本語入力がやりにくいためQWERTYに戻ってきた。
  • 今使っているのはAZIK拡張で、日本語のローマ字入力がちょっと快適になる。

たとえば

  1. 子音入力後に母音の下のキーを押すと「母音+ん」が入力される
    • e.g. KおしてからZおすと 「かん」
  2. 「;」キーが「っ」に、「:」キーが「−(伸ばし棒)」に、「q」が「ん」に対応
  3. 「xo」で「しょ」、「co」で「ちょ」
  4. j、fキーを使って押しにくいローマ字をサポート
    • 「ぬ」は n -> f、「む」は m -> f など

今も、親指シフトのできないMacの方(iBookG4)はAZIKでお茶を濁している。特に二番目は便利かな。


なお、WindowsAZIKやる場合も、姫踊子草が使える。AZIK拡張の定義ファイルも標準で入っている。MS-IMEではローマ字設定制限があるし、「;」や「:」に変換を割り当てられないので、ちまちまいじるより姫踊子草に頼ったほうがいい。AZIK以外に、DvorakAZIKであるAKT(だっけ?名前忘れた)まで入っている。便利すぐる

*1:BUFFLOの増設メモリを入れた

*2:コンマ数秒レベルで反応が遅れる気がするけど、それが唯一の欠点

*3:このエントリはローマ字入力で書いてるw

*4:これはVimにおいて、なにか作業する前にとりあえずEscを連打することで標準状態に戻れる、という安心感の根拠にもなっていると思う