内定式(?)で入社前に予習した仕事のエッセンスが感動的だった件
人生に一度きりしかない経験はいくつかあって、「新卒入社」もその一つに数えられる。10月の頭には内定式が行われる企業が多く、僕の内定先でも御多分に漏れず内定式があった...ことはあったんだが、かなり他とは毛色の違う内定式だったようだ。
社員さんや外部の社会人のお話などを聞いたものの、"式"の比率は全体の10%程度で、残りは1日かけて外部講師を招いた"研修"を受けていた。これが今回の題材である。ちなみに内定者は3人なんだけど、若手社員さんも加わっての研修ということで、新人研修的な側面もあったようだ。
本来は数日かけて行う内容を1日に詰め込んでいるし、とにかく厳しいよと事前に脅されていたので最悪の事態を色々と想定していた。肉体的に辛いのか(どこかの外資金融みたいにロッククライミング)、脳味噌的に辛いのか(とりあえず今日1日でサービスリリースしてね)、精神的に辛いのか(貴様ら内定者ごときにウジ虫ほどの価値も無い!無能の分際で酸素を消費し続けている事を恥じろ!)
...いざ蓋を開けてみれば、時間こそ長いものの比較的正当派な研修で*1あり、仕事で「ほんとうにたいせつなこと」をグループワークと実例を通じて考え、学ぼうというもの。コンセプトは"Essential."
ところで僕の悪い癖のひとつは斜に構えて物事を見がちなところなんだけど、今回はあらかじめ最悪の事態を想定していたし、自分の無能さをひしひしと感じているここ最近だったので、変に「ああ、これは本で読んだな」「要するにあの理論か」などと達観せず、ひとまずすべて忘れて素直に聞くことにした。心がけとしては
- 素直に聞くこと
- 復習すること
- 実践すること
の3つ*2。それぞれ、その場、後日(この記事が復習に相当)、日々の仕事(研究)で実行する。
結果を言うなら感動的なほど勉強になった。言い過ぎ?まあいいや。席が最前列で講師の方と最接近していたため内容に没頭できて楽しめたし、内容も、少人数クラスで入社前の学生に受けさせるには勿体ないくらい良いものだった(と思う。今の僕では価値を正確に測れていないかもしれないが)。
僕は学んだ事を自分の言葉でまとめてネットに放つことを生業としているので(はい、今適当な事言ったよ!)ここには実例を除いたエッセンス(結論)と少々の解説および感想をまとめる。仕事を始める前に学んだ気になった仕事の法則、とでも題せようか。
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