2006-10-08から1日間の記事一覧
高校生の時読んだが、もう一度読み直す。大学でバイオの知識を得たので、DNAや母系遺伝、遺伝子発現などの概念はもちろん、細胞培養の手順や試薬も知ってるものばかりで、思わずニヤリとしてしまった。研究職もええやないか。 物語的に、ミトコンドリアの知…
相変わらず、クセのある登場人物が多い。個人的には、親の遺産に振り回され、なんとなく日々を過ごし、ペイパーカットとちぐはぐな会話をする相良君に親近感。それにしてもイマジネーター引きずるね
立花隆の脳死 (中公文庫)の続編という形だが、前著に寄せられた批判(とは到底呼べないものだが)に対する反論をまとめた一冊。脳死 (中公文庫)を読んで知識をしっかりさせた上で読むべき。ポイントや立花氏の主張は前著とかぶるが、それは重要である故。 と…
本書には、魚のアラや鳥の皮、乾物を積極的に利用して食材を余すところ無く使いまわすことで食費を最小限に抑えるノウハウが書かれている。豆類、おから、パンの耳などを買って色々工夫してみたい。特にサンマ、イワシの調理法はかなりうまそうだった。 が、…
生涯を労働者として過ごし、本をひたすら読み、考えを熟成して独自の哲学体系を築いたエリック・ホッファーのアフォリズム集。全体を通じて、cynicismと人間の不完全性への嘆きがその大半を占める。あまり読んで「よし、がんばろう!」と思える本ではない。 …
読んだ人の9割は泣くらしいので自分は1割に入る。元はブログで公開されていたらしい。それを薄っぺらい本にするだけでまだビジネスになるのか…Web2.0が聞いて呆れる。 本書の教訓は「他人との関係や社会生活をうまく行くようにするために、自分自身の心を見…
本書で投資の参考になる部分を以下に抜き出す 歯切れの悪い経営者、官僚的経営者の会社はダメ 確実な配当をする会社重視(配当利回り4〜5%) 四季報を見て、PER,PBRを参考に割安株を探す 一株あたり利益が高いものから絞る 大株主に個人投資家の多い会社が…
元は99年に書かれた対談集。奪われし未来を著したコルボーン氏との話が特に面白い。脳形成遺伝子の項などは新しい研究成果が出ているが、それを踏まえたうえで、読み物として秀逸だと思う。性転換事情、地学分野はあまり知識が無かったので興味深かった。 こ…